給湯器の今後

ガス給湯器はいつから私達の生活の中にあるのか

家庭に無くてはならないものとして、一家に一台は必ずあるガス給湯器ですが、普及したのはさほど以前のことではありません。 戦前までは日本では特に都市部において、家庭に風呂の無いのは当たり前のことでしたし、蛇口からお湯が出るなどということは考えられませんでした。それが、昭和30年代に入って家庭用のガス風呂釜が開発されました。また、同じ頃に小型ガス給湯器が発売され、冬でも冷たい思いをせずに食器が洗えるようになったのです。 その後、昭和40年代に入ると今度はシャワーが使えるガス釜が開発され、さらに優良住宅部品の認定制度が制定されたことが後押しとなって、ガスセントラル給湯システムが誕生したのです。お風呂からキッチンから洗面所から、いつでもお湯が使えるという、便利な生活はこうして生まれました。 今でも私達の暮らしに深くかかわっているガス給湯器ですが、これからも私達の住まいと共に発展していくことでしょう。

未来のお湯生活はどう変わるか

私達の生活を便利で快適なものにしてくれているガス給湯器ですが、湯の温度を自動でコントロールするなどますます使い勝手の良い存在に発展してきています。 今後の社会を考えるに、高齢化社会の進展により一人暮らしの高齢者の数も増加すると見られています。あるいは身体に何らかの障害を持った方々の自立支援も進むに違いありません。そんな時に、ボタン一つで何もかも操作できるガス給湯器の存在は心強いでしょう。 これからはそうした社会的弱者と見られる人々が日常生活を問題なく営めるよう、音声自動応答システムなど、より操作の簡易で高性能のガス給湯器が誕生していくのではないでしょうか。そして、何より安全性の高い、どんな人でも安心して操作できる、そうしたガス給湯器が求められていくと言えるでしょう。 全ての人が快適さと便利さを甘受できる社会へ、ガス給湯器もその一翼を担っているのです。